ビルメンへの転職は職業訓練校からが王道です。
そもそも普通に社会生活をしていればビルメンなる存在に気付くことなく年をとります。
工業高校卒も王道ですが、若いだけに設備の工事会社、いわゆる技術系・職人系に就職すると思います。
資格がモノをいうビルメンですが、決して技術系ではないです。
変に触ると修理代金が回ってくるので、修理は業者に頼みます。
収入より自分の時間を選択した方・他に道が無い方・資格という自信が欲しい方
ようこそ!
この記事を読めば、ビルメンの予備校ともいうべき職業訓練校への入学に関して・そして知っておくことがわかります。
職業訓練校のビルメン系の競争率は高いです
そもそも20代やスペックの高い人であれば、職業訓練校に入るよりも就職した方が良いです。
職業訓練校は就職が難しい人向けのセフティーネットで有り、就職が約束された訳ではありません。
しかしこのセフティーネットを利用する人が多いのか、大人気です。
筆者の時は、ビルメンテナンス科が4倍の競争率でしたが、大体それぐらいらしいです。
筆者は就職がかなり難しい人だったので、ハローワークにてこのシステムの存在を知った時、迷わず応募しました。
受験は面接と筆記試験
こいつは教育しないとダメだと理解してくれたのか無事受験一つ目の訓練科に入学できました。
訓練期間中は手当がでますが、教科書は実費
失業手当の期間が入学まで残っているなら失業手当は卒業まで延長されます。
その為、失業手当の延長目当てで通ってくる人も多数います。
また、失業手当が無くても貯金が300万以下(自治体によって違うかも?)の方なら月10万円の手当をもらって通う事が出来ます。
ただ、授業で使う教科書は実費です。(少しお高い)
支給されません。
授業は服装自由・遅刻と欠席は厳禁
服装は私服で大丈夫です。
飲食物は持参で、授業中は飲み物だけです。
懐かしい学生時代を思い出す事間違いなしです。
ただ、高校までは共学だったのに、ビルメン科は男子校でした。
あくまで税金で通わせてもらっているので、遅刻と欠席は厳禁です。
例外は就職活動の面接ぐらいです。
それすらも色々書類を提出しなければならず、ややこしいので、真面目に通いましょう。
授業中 他の勉強をしても大丈夫
ビルメン科は資格を取らせるのを目的としているのですが、中には取得している授業もあったりします。
そんな時はまだ取得していない資格の勉強をしている人は多々います。
ただ、他の方に迷惑をかけないようにしましょう。
目的がハッキリしているからか、ビックリするぐらい皆真面目です。
凄く励みにもなり、プレッシャーにもなります。
半年でノルマは国家資格3個
ノルマを達成できなくても罰則はなさそうですが、次回失業した時に職業訓練校に、またお世話になる可能性があるので達成しておきましょう。
面接時に役に立つと思います。
筆者が通った職業訓練校は半年で国家資格5個を目指させます。
最低でも3個と最初に言われました。
第2種電気工事士(これが最大の目標です)・・・生徒全員受かってました。
2級ボイラー技士(筆者は卒業後取得)
第3種冷凍機械責任者(筆者は現在も未取得)
乙種4類危険物取扱者(多分一番使えて取得しやすい)
乙種4類消防設備士(火災報知器です。消火器は乙種6類)
筆者は何とか3つ取得しました。(自宅ではゲームばっかりしてました)
この上に電験3種とビル管とエネ管があるのですが、今思えば自宅で電験3種の勉強をしておけばよかったなと後悔しています。
働きだすと、勉強する気力を根こそぎもってかれるので、勉強に集中できる時間はとても稀有で大切だと思っています。
次があれば・・・
職業訓練校は就職を保証するものではない
いままで資格なるものに無縁だった筆者は、職業訓練卒業時には自信が少しもてました。
これで正規職につけるかもしれないと感じてました。
ところが面接すらいけず書類審査でことごとく落とされました。
なにせ空白期間だらけで3年と続いた職がなかったので・・・
結局、お金に余裕があるわけでもなく、あきらめて工場のアルバイトを1年続けてから、たまたま見つけた設備点検のアルバイトに応募し、なんかわからない内に契約社員から正社員へとなりました。
まずは、正規職にこだわらず、アルバイトで経験をつめば未経験ではなくなり、資格の裏付けが出来るので、本格的な就職活動はそこからだと思います。
卒業後、一緒に勉強した人達がどうなったかはわかりませんが、在校中に就職した人間は数名だったと思います。
なので卒業したからといって、年配の未経験者には社会は冷たいと思っておいた方が良いでしょう。
ただ資格は持っているので、応募条件はほぼクリアできます。
後はタイミングさえあえば年齢に関わらず仕事にありつけると思います。
本当にビルメンは年中大量に募集していますから。
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