個人的には韓国ドラマの最高峰だと思っている。
シナリオ・役者共、素晴らしい仕事をしている。
重厚な演技とストーリーなので、軽いタッチの話が好きな方には向かないが、
出世にまつわる権力闘争や恋愛。ドラマチックな展開が好きな人は最後まで楽しめるだろう。
ただ、主役のヤン(ハ・ジウォン)が宮廷に入るまでは退屈かもしれない。
Amazonプライムビデオで視聴可能(2020/2/3 現在)
物語の流れ
女主人公のヤン(スンニャン)が元の皇太子タファン(チ・チャンウク)を得意の弓で護衛の任務にあたる。
ただ、ヤンは元への贈り物である貢女の脱走者なので身分、および性別を偽っている。
高麗王ワン・ユは元から侵攻の口実を作らせない為に、流罪となった元の皇太子タファンを、必死に刺客から守る。
皇帝が亡くなり、流罪から一転、次期皇帝となったタファン。
タファンが保身の為、仲良くなったヤンの父を殺害させた事により、ヤンの恨みを買う。
タファンへの復讐の為、元の宮廷の雑用係になったヤンは、皇太后・実質的な権力者ヨンチョル・皇后・側室などとの権力争い、嫉妬などに巻き込まれる。
一度は死にかけたが、無事生き延びたヤンは、タファンの側室になる。
嫉妬深い皇后タナシルリとヤンの女の闘いが始まる。
ヤンが次期皇帝候補を主産し、タナシルリとの闘いが激化。
ヨンチョルから権力を取り戻す為、無力な皇帝タファンがヤンとワン・ユの助けを借り、勝負に出る。
見事、真の皇帝となったタファンだが、周りの制止も聞かず征服戦争に明け暮れる。
しかし敗戦が続き、民衆の怒りのはけ口を高麗王のワン・ユに向けさせ、廃位させる。
嫡子の問題で次々と信頼する部下を失ったタファンは、荒れていき部下を脅迫して従わせるようになる。
タファンの健康状態が日ごとに悪くなり、ヤンは宮廷内に裏で暗躍する組織があることを突き止め、タファンへの暗殺行為も止めようとする。
タファンはヤンの胸の中で安らかに息を引き取る。
見どころ
宮廷に入ってから(スンニャン⇒ヤン)のハ・ジウォンの圧倒的存在感。
皇后タナシルリ(ペク・ジニ)の嫉妬深く悪者にされそうですが、健気な姿はいじらしい。
ヨンチョル一族との権力争い(ペガン一族はオススメ)
中盤から後半にかけてのストーリーの勢い。
実在した皇后をモデルにしたので、凄い人生を歩んだなぁ~と素直に関心する。勿論脚色もあるんだろうけど…。
今作では、アクションしないチ・チャンウクが、兵役に就く間に、是非観てもらいたい作品に挙げていただけあって、素晴らしい内容です。
満足度では、長さといい、韓国ドラマ『モンスター』と双肩ですね。
こっちのほうが余韻が残るので韓国ドラマの最高峰です。
2019/11/14 現在 Netflix と AmazonPrimeビデオ で視聴可能です。
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