この記事は
一生遊べる野球ゲーム 【ベストプレープロ野球】は人生と思っている筆者が、
エクセルVBAを駆使して、オリジナルリーグを運営するツールを造る過程を見てもらい、
自分だけの世界を楽しむ筆者を見て、
より【ベストプレープロ野球】を楽しむ参考になればと書いております。
また、すでに自作ツールを運用している方にも、良い刺激を与えればと思っております。
ベストプレープロ野球…自由度が最強で一生遊べる野球ゲーム の記事が好評ですので、
プログラムは他人に見せれるレベルではないのですが、全て公開していきます。
そもそも、筆者はへいじさん作 ”みんなのリーグ” で当初遊んでいたのですが、
Windowsの進化と共に動かなくなり、自分で作成する事を決意しました。
当初はマイクロソフトのデータベースソフト『Access』での作成を考えていたのですが、
作りやすさを考え、同じマイクロソフトの表計算ソフト『Excel』でプロトタイプを作成。
軽微な変更を行い、現在まで20年近く遊んでいます。
今回プロトタイプの考え方をベースに発展型を作成することを決意。
その作る過程・およびプログラムコードを公開することにより、
自分なりのリーグ作成・運営・ゲームでのペナントを楽しんでいただける参考になれば幸いです。
自力でツール作成は困難だが、欲しい方。
ただ、十数年ぶりにVBAを扱うので、プログラム作成に時間がかかります。(仕事もあるので)
ぶっちゃけ、2019年は越します。
気長にこのシリーズを読んでいただければ幸いです。
このツールの流れ
1・新規リーグ作成(野手作成、投手作成)
2・1軍・2軍選手選別(開幕オーダー作成)
3・ベスプレ読み込み用テキスト作成
4・ベスプレで開幕準備
5・ベスプレでシーズンを遊ぶ
6・新人や引退・新外国人の入退団
7・ストーブリーグ(キャンプ)での選手成長(能力変動)
8.2に戻って無限ループ
今回はシーズンの記録部分は省いておりますが、このツールが作成出来た後に着手して、また公表したいと思っております。
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【リーグ 基本編】
まずは基本的な部分を決めます。ここは【重要】です。
・現行のプロ野球球団は支配下選手を70人まで登録できます。(外国人含む)なので、このツールでも1球団最大70人まで支配下登録できます。
・支配下登録70人を投手最大36人・野手最大34人とします。
・1軍選手は野手16名・投手12名です。欠員は無しです。
・チームの全てのポジションは、2名以上守れる選手が必要です。外野は4名以上
・選手名は全角で8文字、半角で16文字 ∴全角(2バイト)半角(1バイト)計16バイト
・トレードは基本的に考えていませんが、エクセルで作成するのでマニュアル操作で可能
【開発環境を整える】
まずは エクセルでマクロ・VBAが使えるようにしなければいけません。
Excel2016(office365)は標準ではVBAなどが表示されてなく、そのままでは使用できません。
開発タブを表示させるには |
- 「ファイル」タブ-「オプション」をクリック
- 「リボンのユーザー設定」をクリック
- 画面右の「リボンのユーザー設定」配下に表示されるタブ一覧で「開発」にチェックを入れる
以上の作業で1番上に開発が表示されます。
これでプログラムを作成する準備は整いました。
さて実際に作成していきましょう
【選手作成 編】 まずは選手の名前を決める
まずは野手・投手に関係なく、選手の名前を決めなければなりません。
まず考えられるのは、姓と名のデータを作り、無差別にくっつける方法。
しかし、これでは選手名に愛着が湧きにくいです。
そこで筆者は、今まで日本の芸能人をリスト化し選手名としていました。(…趣味です…)
声優やアニメキャラ・戦国武将など、要は趣味で名前リストを作ればいいわけです。
個人で遊ぶのですから、いろんな名前を使っても良いと思いますし、なにより愛着が湧きます。
筆者のオススメは 名前作成サイト、すごい名前生成器様から
莫大な名前リストを作り使用する方法です。
ここで注意点として、名前のリスト数は多ければ多い程良いです。
12球団分の選手を作る訳ですから最低でも3,000名以上の名前が欲しいです。
それでもかぶります。なのでその方法だと名前の末尾に2桁の番号をつけ
名前が重複しないようにしなければいけません。
【このツールでは】
すごい名前生成器様から女性の名前(ありふれた)だけを作成して、
出来上がった名前部分を全てサイトでコピー、
Excelを開きセルにコピーしていく作業を 日本人2万人分 アメリカ人女性2千人分を作る為に、日本人2万200人分 アメリカ人女性2100人分
ひたすらコピーしました。1万人コピーで約1時間ぐらいかかります。
余分に作ったのは重複した名前を削除する為です。
こうして出来た名前シートの不要部分と重複チェックを行い完成させます。
コピー後のシートにだぶり項目を挿入して関数を各セルに入力します。上記画面ではE2セルに入力されています。
E2セル【関数】 =IF(A1=A2,1,””)
これをコピーして名前の対応する所まで選択して貼り付けます。
同様にHの列項目に貼り付けます。
②シートの1行目を選択して、エクセルの1番上のデータからフィルタをクリックします。
③日本人(A1)のフィルタから昇順で並び替えます。
④ダブり(E1)から1だけを選択して表示させます。
⑤表示された行をの名前を変更します。(例:漢字をひらがなにする)
⑥ ③の作業にもどり だぶりがない状態で人数を確保します(約2万人)
外国人も同じように作るのですが、出来上がった名前が長いです。
ゲームの登録名は全角8文字までと、説明しましたが、今のままでは到底使えません。
そこで8文字に収まるように、切り取り変更していきます。
①ファーストネームとラストネームをくっつける
②ラストネームをイニッシャルのアルファベットに変形する。
③不要な文字を削除し、それらしくする。
大体この3つの方法で8文字以内に収めます。
この作業がかなり大変なので、外国人は1千人しか作りませんでした。
最終名前リスト
こうして出来た名前(選手名)リストが↑の画像です。
A列とD列に番号を連番でふっています。
この番号が重要なので必ずふってください。
セルの装飾(色、文字色、配置、文字の大きさ、セルの大きさ)などは自由に行って結構ですが、
画面のような配置でお願いします。
登録者数の説明
・A2セルに登録している名前の番号を数えています。(日本人 20040人です)
・D2セルに登録している名前の番号を数えています。(外国人 1027人です)
後から新たに人数を増やしたり、減らしたり、名前を変更しても大丈夫です。
さて名前リストが出来ました、
次回、野手のシート・投手のシートを作って
実際に名前を割り振っていく所までいけたらと思います。
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