天使のくれた時間…あの子供達との愛すべき生活が夢だけなら悲しい

天使がくれた時間 空港のカフェ ドラマ・映画


天使のくれた時間 [Blu-ray]

自分が選択しなかった、もう一つの世界・日々の暮らし。

 

天使の粋な計らいにより、出世より愛を選んでいた世界を体験した主人公ジャック。

凄く胸に刺さる。素敵な映画でした。

 

映画の紹介記事

天使のくれた時間…恋人よりも出世を選んだ男に贈られた夢 恋人との結婚生活が泣ける

 

しかし、あの別世界での子供達との生活が単なる幻想だったとしたら、酷な話です。

 

あの生活に戻りたいと願ったジャックは、

恋人ケイトだけでなく、愛娘アニーと、まだ赤子の愛息子そして愛犬がいる世界にもどりたいと願ったのでしょう。

 

 

 

映画のラストシーン でケイトと復縁した可能性

映画のラストシーンでは復縁を匂わしてます。

人によっては、昔の恋人どおしにはもう流石に戻れないだろう。良き友人として今後付き合っていくのではないかと思われるでしょう。

それが凄く自然な流れではありますが、もしかしたら二人の新たな恋はここから始まると思いたいです。

 

ラストシーンでは、

ジャックはケイトに、自分が経験したもう一つの生活を熱心に語っています。

愛娘の話、愛犬の話、二人の結婚式の動画の話・・・

そのすべてが幻だったかもしれませんが、ジャックの中では素敵な思い出です。

 

そんな彼を温かい眼差しで見つめるケイト。

 

そんな、空港のカフェで向かい合って話す二人を、少し離れた場所から写した映像で終わります。

 

 

愛娘 アニーはおしゃまな女の子

アニーにねだられ、チョコミルクを作るジャック。

 

それを飲んだ愛娘アニーは、すました顔で

「まあまあね」

と、牛乳を口の周りにつけながら答えます。

 

悶絶ものの可愛さです。もうアニーに首ったけです。

 

 

子供の感性は鋭く 本質を見抜いてくる

愛娘アニーは、ジャックにパパじゃないでしょう?

と問いかけてみます。

 

この世界で彼女の知っているパパと入れ替わって今のジャックがいます。

 

アニーの事を知らないジャックは、今までアニーが向けられていた愛を知りません。

子供の感性は敏感で鋭く、いくらとりつくろってもごまかせません。

 

アニーは少し寂しそうに、パパに成り代わったジャックを宇宙人と思ったのか

「地球にようこそ」

と手を差し伸べてきます。

 

この時のジャックはアニーの父親にはなれなかったのですが、

やがて、アニーを心から愛おしいと思い、その気持ちがアニーに伝わります。

 

「本当のパパだよ」

そういったジャックに満面の笑みで抱き着くアニー

 

寂しかったのでしょう。

 

復縁した二人の娘に ジャックはアニーと名付ける

ジャックとケイトの新たな恋が空港から始まり、

やがて二人が結婚したとしたら、生まれてくる娘にアニーと名付けるのは当然の成り行きでしょう。

 

ジャックはいい父親に一度なってます。

今回は赤ちゃんの頃から娘に愛情を注ぐ事ができるのです。

 

そして愛情表現豊かな妻ケイトの、おねだり大作戦もまた受けることができます。

そこに愛犬は欠かせません。

 

夢で見た愛のある家庭を、また感じて生きていくことが出来る事を願ってやみません。

 

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