鑑賞中は、救世主(メシア)が本物か? 偽物か? 気になって仕方がなかった作品。
救世主役の演技が素晴らしく、ほんとに救世主ぽかったです。
救世主アル・マスィーブのみ紹介しますが、それを取り巻く人々・調査するCIA・イスラエルの刑事など、うまく描かれていて、単なる宗教的な救世主を描いてないところがオススメです。
観終わった後、不思議な感覚に襲われるこの作品、観ないと人生損している気がします。
ダマスカス の 奇跡
物語は、反政府軍に占拠されたダマスカスの町から始まる。
ある若者が市民に向かって、神の導きについて演説している。
よく映画でありがちな宗教の布教活動の場面である。
政府軍の砲撃がダマスカスの町に打ち込まれているのだが、突然砂嵐がダマスカスの町を飲み込み、砂嵐は2か月近く続く。
その砂嵐により物資の補給が途絶えた反政府軍はダマスカスの町を手放すことになる。
争いが去った人々は、皆の前で演説をしていた人物をアル・マスィーブと呼び、彼の後をついてイスラエルとの国境線まで歩いて行く。
数千の難民を引き連れアル・マスィーブは聖地を目指す。
偶然か? それとも…
イスラエル での 奇跡
捕らえられ、脱獄したアル・マスィーブをCIAは注視していた。
何千の難民を引き連れていたカリスマ性を危険視していたのである。
アル・マスィーブは聖地の寺院で訪れた人の注目を浴びる。
ダマスカスからの事は映像で流れていたからだ。
イスラエル警察(軍隊? )がアル・マスィーブを捕えようとするが、周囲の人が邪魔で簡単には近づけない。
そんな時銃の発砲音が鳴り響き、少年が胸を撃たれ血を流しながら倒れこむ。
アル・マスィーブが少年の胸を押さえていると、少年は息を吹き返し、アル・マスィーブの手の中には血がついた弾があった。
本当に銃は発砲されたのか? 少年はアル・マスィーブとグルだったのか?
それとも本当に奇跡か?
もちろんこれも動画にアップされ拡散する寸前でCIAが拡散を阻止する。
アメリカ テキサスで起こった竜巻から町を救う 奇跡
アル・マスィーブは、誰かの自家用ジェットでメキシコに行き、テキサスに現れる。
突然の竜巻が小さな村を襲う。
家出少女に猛烈な勢いで近づく竜巻の前にアル・マスィーブは立ちはだかる。
竜巻はアル・マスィーブ達を偶然? 避けたのか、教会だけ無事残して進路を変える。
もちろんその動画はアップされ、奇跡の人、村として野次馬を呼び込むことになる。
不法入国・移民としてFBIに連行されるアル・マスィーブ
ワシントン での 奇跡
FBIに連行され裁判を受けるアル・マスィーブ。
判事が移民に対して厳しい為、国外退去・イスラエルへの移送が確実視されていたが、
判事はアル・マスィーブの入国許可の判決を出す。
アル・マスィーブはテキサスの野次馬達を連れ、ワシントンへと数千代の車と共に向かう。
ワシントンで就いてきた人々の前で演説を行った後、水の上を歩く奇跡を披露する。
その頃、アル・マスィーブの実の兄が、アル・マスィーブは希代のマジシャンだと証言する。
また、精神病院へ自身を救世主だと妄想する症状で入院していた過去も暴露される。
飛行機墜落事故から 無事生還 の奇跡
イスラエルへの移送途中、飛行機が墜落し不時着する。
移送していた刑事は、近くから駆け付けた羊飼いの少年から、
「アル・マスィーブが胸を触った人達は皆生き返ったね」 と告げられる。
刑事の前でアル・マスィーブに膝まづく乗員の姿がそこにあった。
本当に神の使い(救世主)なのか?
次シーズンがこれ程気になる作品は珍しいドラマでした。
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