映画「 ノーゲーム・ノーライフ ゼロ 」限定版( イベントチケット優先販売申込券 ) [Blu-ray]
戦闘重視でない斬新なファンタジー物語で、争いは全てゲームで決着をつける。
主人公は社会不適合者的な兄妹で、この2人が伝説的な凄腕ゲーマーで、異世界の神にゲームで勝ってしまった為に、その神に気に入られ、その神の世界に召喚されたお話。
駆け引きや知能もかなり凄く知的に楽しめるだけでなく、コメディー要素も多く、キャラの掛け合いなども笑って楽しめる作品だ。
本編のアニメ版は途中で終わったが、この劇場版の後に、恐らく2期目が制作されるものと思われる。
劇場版では、本編の6000年前のお話だが、主要な声優はほぼそのまま出演しており、違う役だが、役どころ的に違和感なく楽しめ、物語はさらに奥深く、涙すら誘う感動できる作品になっている。
ここでは、最弱種の人類がどうやってその種を残すことができたか?その理由が語られるお話であり、機械と人との泣ける愛の物語でもあるのです。
最弱種の人類の救世主 リクの野望
地球上には多種多様な種族がいましたが、皆、唯一神の座を巡って争っていました。
その中で、魔法も使えず強靭な肉体も持たない最弱種の人類は、他種族の脅威に怯えながら生存していました。
そんな中、小さな集落を率いるリクが、犠牲を出すことに苦悩しながらも、”知性”を武器に謀略を駆使して、他種族間の争いの間隙を縫って唯一神の座を目指します。
心が知りたい 機凱種(エクスマキナ)のシュヴィ はリクに接触
機凱種(エクスマキナ)とは、クラスタと呼ばれる情報を共有するネットワークを元に、それぞれの役割を受け持って、行動する機械の種族。
シュヴィちゃんは解析を受け持つ機凱種(エクスマキナ)だが、とても脆弱な人類種が絶滅しない事に疑問を抱き、解析した結果、それが論理的には説明出来ない「心」にあると導き出した。
そして「心」とは何か?
それを知る為に人類種であるリクに接触を試みた。
しかし、この思考が機凱種(エクスマキナ)のクラスタで”エラー”と判断され、ネットワークから追放されてしまう。
解析体なだけに、ある疑問に対して解析せずにはいられなかったのでしょう。
心を理解し始めたシュヴィ 種族の壁を越え リクと愛を育む
リクが昔住んでいた街は機凱種(エクスマキナ)によって壊滅的な打撃を受けました。
そして、シュヴィがその時に襲撃してきた機凱種(エクスマキナ)であることに、リクは薄々感じていました。
しかし、シュヴィがもつ数々の知識と引き換えに、「心」を教えて欲しいと懇願するシュヴィの提案にリクは乗ります。
脆弱な人類が生き残る為に知識がどうしても必要だったからです。
優秀なAIが内蔵されているとは言え、機械であるシュヴィが「心」を理解できるか疑問でしたが、シュヴィはどんどん人間らしい思考を身に着けていきます。
そんなシュヴィを愛するようになったリクは、ずっと側にいて欲しいと思うようになり、愛の告白をします。
子孫を残す事が出来ず、寿命も違うとリクに告げるシュヴィですが、リクは意に介せず、宝石を渡し求婚します。
シュヴィは喜びの涙を流し求婚を受け入れ、二人の愛は結ばれます。
謀略は進み 唯一神への道が見えてきました
リクとシュヴィは、有力な種族達の超兵器を利用し、この世界で最強たる破壊力を生み出し、最強たるものの元へ現れる唯一神の証を手に入れようとします。
有力な種族達は、実力的に僅差である為に唯一神になれず、永い間争いを行っていたのです。
シュヴィの装備を使って有力な種族達の超兵器を反射集束させ、最強の攻撃で星を攻撃し、唯一神としてこの世界に認めてもらおうと思っていたのです。
リクはその為にわが身を削り、謀略に励みます。
そのかいあって超兵器達が1カ所に集うことに成功します。
ただ無理がたたり、死をも予感し寝込むリク。
寝ている間、側にいて欲しいと願うリクの手を握り、眠りに就くのを待って、独り反射集束させる装置の設置に向かうシュヴィ。
天使の姿をした 天翼種(フリューゲル) に見つかるシュヴィ
有力な種族であり、天使の姿をした 天翼種(フリューゲル)に見つかるシュヴィ。
機凱種(エクスマキナ)も戦闘力は凄いのですが、もともとクラスタを軸に集団で行動する種族です。
おまけに解析担当のシュヴィ。
それに引き換え天翼種(フリューゲル)は神を殺す為に創られた種族と言われ、正に殺戮の天使とも言うべき強さを誇り、シュヴィをいとも簡単にボロボロにしていきます。
愛するリクの願いの為、反射集束させる装置の設置を全て終わらせるまでは死ねないシュヴィは命乞いをします。
命乞いなどする機凱種(エクスマキナ)など、今まで存在せず、それは「心」を知ったシュヴィだからこそ、リクを悲しませたく無い、リクと会えなくなるのはイヤだと感じたのでしょう。
天翼種(フリューゲル)にはそんなシュヴィの願いなど届くわけもなく、また一つ、また一つとパーツを失っていきます。
シュヴィは自分を排除したクラスタ(ネットワーク)にリク達との想いでを渡すから助けてお願いと伝え続けますが、クラスタは応答してくれません。
また一つ、また一つとパーツを失っていきます。
シュヴィは死にたくないと心から願います・・・。
クラスタはリクに思い出の品と 想いと 神への道を開きます
シュヴィの想い・・・クラスタはリクへ道しるべを示し、唯一神の証を目の前に出現させます。
唯一神の証を手にするかに見えたリク、人類種・・・。
唯一神 テト が語る他愛のないお話
実はこのお話しは遊戯の神であり、唯一神のテトが獣人のいずなたんとチェスをしながら語る他愛もないお話で、獣人のいずなたんはその話を半信半疑で聞いていました。
そこへ、本編で出演する人類種の王女が現れ、いずなたんは胸元の宝石を掴み、裏を観ます。
そこには、リクとシュヴィと、リクの姉であり初代人類の王女の名前が彫られていました。
どうやらテトの作り話しではなかったみたいで、本編を知っている人には堪らない作品であり、知らない人には知りたくなるお話しとなっています。
続編のアニメが待ち遠しくなりました。
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