ビルメン 資格の優先順位(中高年の現役がオススメする)

ビルメン ビル設備管理

一口にビルメンと言っても、配属・担当する建物によって必要な資格は違いますが、

一般的に取得可能で、経験の浅いビルメンやこれからビルメンを目指す方にオススメする、

資格の優先順位を説明していきたいと思います。

 

このサイトで説明する資格の取得は難しくありませんので、頑張って取得しましょう。

 

 

ビルメン資格 の 優先順位

履歴書に堂々と書けますし、会社も客先へのアピールになるので、会社のホームページに取得者数が載っていたりします。

自分の最大の売りの技術となりますが、実際の作業は業者さんに任すので、ある程度の知識を持っている事の証です。

 

第1位 第2種電気工事士

電気の無い建物など、この日本には存在しませんので、堂々の優先順位1位です。

 

実際の業務では、制御盤を触る事ぐらいしか無いと思いますので、低圧電気取扱者(特別教育でも十分なのですが、工事の立ち合いをする場合も有るので持っておいた方が良いです。

 

特に必要な知識

・制御盤の図面について(動作確認やリレーの交換などします。)

・テスターやクランプの扱い方(電流値の測定が主です。)

 

試験についてはこちらから 一般財団法人 電気技術者試験センター

勉強については 電気教科書 第二種電気工事士[筆記試験] はじめての人でも受かる!テキスト&問題集 2019年版

 

第2位 酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者

各槽の清掃などの酸素欠乏・硫化水素中毒危険作業場所で、作業を行う場合の酸素・有毒ガスなどの検知と作業手順の指示・責任を負います。

 

技能講習で取れますので是非取得しておきたい資格です。

実際各槽の清掃は業者に任す所もあるでしょうが、立ち合いなどで持っておくと良いです。

事故が起きれば生死にかかわるので責任は重いです。

 

特に必要な知識

・救急救命(技能講習でも習いますが救命講習)

・測定器の使い方(取説を見れば、すぐ分かります)

 

講習については お住まいの労働基準連合会まで

第3位 消防設備士 乙四

消防設備の無い建物も日本には存在しません。堂々の3位です。

 

消防設備士 乙四は、スプリンクラー設備などの消火設備、自動火災報知設備などの警報設備の点検・整備を行う事が出来る国家資格です。

消火器は、消防設備士 乙六になりますので、併せて取っておくと良いです。

もちろん使うのには資格は要りませんので、あくまで乙四を優先します。

 

特に必要な知識

・自動火災報知設備の使い方(取説で分かります)

・火災時の避難方法や対応方法(施設を理解する)

 

試験についてはこちらから 一般財団法人 消防試験研究センター

勉強については 消防設備士 4類 超速マスター

 

第4位 2級ボイラー技士・危険物乙四・第3種冷凍機械責任者

2級ボイラー技士・危険物乙四・第3種冷凍機械責任者に個人的な感想として差は無いです

 

空調などを、古い建物ならボイラーを使っている所があるでしょうが、今は冷凍機にとって代わられています。

ボイラーも冷凍機も免許のいらないものが多くなってきてますので、持っているとある程度知識が有りますので役に立ちます。

 

危険物乙四もオイルなど使用・保管していますので、持っておいて損はしないです。

 

特に必要な知識

・フロー図から配管を追える(配管の流れを理解)

 

危険物乙四の試験についてはこちらから 一般財団法人 消防試験研究センター

ボイラー技士の試験については 一般財団法人 日本ボイラー協会

冷凍機械責任者の試験については 高圧ガス保安協会

 

ボイラーの勉強については

一発合格! これならわかる2級ボイラー技士試験 テキスト&問題集

二級ボイラー技士 過去問題・解答解説集 2019年4月版

 

危険物乙四の勉強については

乙種4類危険物取扱者試験 2019年版

 

冷凍機械責任者の勉強については 

SIによる初級冷凍受験テキスト

 

低圧電気取扱業務特別教育 が オススメな件

第2種電気工事士のところでも述べましたが、制御盤の結線程度なら低圧電気取扱業務で出来ます。

 

電気工事士と低圧電気取扱者の大きな違いは、

電気工事士…経済産業省が「電気工事の欠陥による災害の発生の防止」が目的で技術を認定する。

低圧電気取扱者…厚生労働省が「労働者の安全と健康の確保」が目的で安全を認定する。

 

ぶっちゃけ、低圧電気取扱者を持っておいた方が労災認定に有利と講習で聞きました。

工事内容ではなく、安全確保の為の講習ですので…

 

第2種電気工事士は職業訓練校か、工業高校を出ていないと、ぶっちゃけ実技試験は難しいです。

なので、最低講習で取れる低圧電気取扱者を取得しましょう。

 

電気のトラブル対応は工事業者に任す事が多いので、実際の業務では低圧電気取扱者で十分です。

 

最後に ビルメン資格は手当がつきます

会社によって手当の金額は違いますが、毎月給与にプラスされます。

 

例え、1個1,000円でも、3つほどあれば、3,000円となり、年間36,000円にもなります。

これが結構バカに出来ません。

 

ビルメン自体給与がなかなか上がりませんから、資格で収入を上げるのは有効な手段です。

 

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