新たな職場で働き始めた頃は、覚える事も多く、いろいろと気が張って疲れがたまり、数ヵ月はあっという間に過ぎる。
直ぐに辞めていく人もいるが、合う合わないや、当たりはずれがあるので仕方が無いと言えば仕方が無い。
人によっては半年ぐらい周りがあまり見えないまま過ぎる。
半年後に以前の職種や現場との違いが明確になり、多少の不満が出てきて他に移りたいと思う事があるが、そこまで深刻な悩みでは無い。
筆者は移動願いを書いたが、役員に説得され・所長・現場の班員に説得され置いてもらう事になった。
その後みんな優しく接してくれるようになったのでそれはそれで良かったのかもしれない。
皆、根は優しいのだ。
7年間も同じ会社にいてると内部事情や大体の退職時期などが分かってきたのでそれを書いてみようと思う。
環境が合わなければ、即退社
直ぐに辞めてしまうパターンは大体次に当てはまる
・通勤時間が長い
・匂いや暑さなどに慣れるまで我慢が出来なかった
・人間関係や喫煙環境
どこの職場でも人間関係の悩みはつきものだが、トラブルが多い現場だとさながら戦場のような殺伐とした空気が漂っていたりする。
当然、皆ピリピリしている時にヘマでもやらかそうなら、烈火のごとく怒鳴られたりする。
結構厳しめに怒られたり、気の強い人もいたりするのでメンタルケアが大事である。
これが出来ずに心の病に掛かった人を何人か知っている・・・
睡眠を良く取り、自分の世界(趣味)で気を紛らわせる事が大事で、あまり深く考えすぎない事が大事であるが、あまり現実逃避しすぎると抜け出せなくなるので、ほどほどに・・・
勝負の3年目
半年経てば失業保険の受給要件を満たすので、まずは一安心である。
筆者は退職するたびに失業保険を満額もらっていたが、失業回数が増えすぎると当然就業が難しくなる。
そして就業出来たとしても、直ぐに辞めると思われ、扱われ方が軽い・・・。
基本的に3年間は会社が我慢して、ある程度面倒は見てくれる。
筆者は大体1年半が限界で、退職し続けているのだが、3年頑張れば退職金ももらえるので、3年は頑張るようにしたい。
石の上にも三年・・・ひたすら耐えるべし・・・
そして三年を超えた頃、自分の立ち位置が変わっている事に気づくはずだ・・・はずだ・・・
筆者は相変わらず平社員のままで、立ち位置は変わらないが、流石に仕事にも慣れ疲れも軽減されている。
このままで良いのです❕
深刻に悩んでいるならともかく、なんとなく不安になっているだけなら、このままで良いのです。
これは誰もが陥る罠で、若い人に多いのですが、皆この罠に陥って3年でほぼ辞めていきます。
仕事が分かり始めた頃に皆辞めていくので、凄く勿体ないのです。
分かり始めたから辞めていくのもあるかもしれませんが・・・。
そんな訳でビルメン退職拳の3年殺しが、どこの職場でも炸裂しているのです。
2年ごとに節目がやってくる
3年過ぎれば次の山場は2年ごとにやってきます。
周りの出世が気になったり、待遇面に不満が出たり、また悩みという罠がやってきます。
この罠は若ければ若い程、引っかかる確率が上がります。
そんな訳で、仕事に関する悩みという罠を乗り越えて退職を諦めたとしても、
現実がひしひしと身に迫って来て悲観的になり無気力になる地雷原を歩き続けなければなりません。
全てをリセットしたくなる事もありますが、リスタート位置は何歩も後ろに下がった位置からのスタートになります。
生き残っているのは、無気力な社員か、レアな上昇志向の持ち主となります。
なんとか無気力にならずにレアキャラになりたいものです。
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