ラブ、デス&ロボット…大人向けの短編集で面白さに感動できる②

ラブ、デス&ロボット ドラマ・映画

Netflixが配信しているラブ、デス&ロボットは、
アメリカの成人向けテレビアニメシリーズ作品で、
驚きの展開とそそられるテーマで鑑賞者を虜にさせる短編集だ。

この記事では全18話のうち7話~12話までを紹介していく。

 

ラブ、デス&ロボット 紹介記事

【1話~6話】

【13話~18話】

 

1話あたり 最長で17分、最短で6分と凄く短いのだが、内容はかなり濃い…。

 

試しに興味が湧きそうなテーマで1話観てみれば、

面白さにハマる事間違いなしで、是非大人にオススメしたい作品である。

全編で18話。

きっと気に入る作品があるはずだ

下記のリンクから視聴可能である。

 

NETFLIXで配信中(2020/04/17 現在)

 

 

 

 

わし座領域のかなた  (16分)

宇宙船の乗組員達はワープ航法の準備に入っていた。

準備を済ませ自動航行を起動し、目的地到着まで皆タンク内で眠りにつく。

 

船長のトムはシステムエラーの警告音と共に目を覚ます。

どこかのステーションに修理で連れて来られていたようである。

 

航海士のスージーを目覚めさせ、場所の確認を急いでいる所へ知り合いのグレタが現れて事情を説明する。

どうやら航路は目的地から大きく外れたようで、航海士のスージーは驚き、航路データーを確認しようとするがふらつき、グレタとトムに抱えられ、もう一度タンク内で眠りにつく。

 

わし座領域が見える所に飛ばされた事を知ったトムは、グレタにこんな所で知り合いに会えるとは信じられないと伝える。

 

グレタとトムは4年前の夜の話しで盛り上がり、当時を思い出すかのようにお互い激しく相手を求める。

 

トムはベッドでタバコをふかし、傍らのグレタはタバコを彼の手から抜き取ると、自分も一服する。

そして、本当の事を話すとトムに告げる。

 

グレタが言うには、トム達は本当はもっと遠くに飛ばされており、もし無事地球に帰還できたとしても、トム達の時間では数ヵ月しかたっていないが、地球では数百年の時が流れていると言う。

もう元の世界ではないと……。

 

再度、スージーを眠りから目覚めさせる。

混乱しているスージーは、船長のトムにグレタの事を誰ですか? と尋ねる。

 

さっき会っただろう、まだ混乱しているんだとなだめます。

しかし、スージーはグレタにつっかかり、グレタの首筋にかすり傷を負わすスージー。

グレタはスージーの胸に注射を打ち込み

 

「何度でもやりなおしましょう」

 

そう言って、再度スージーをタンク内で眠らせる二人。

 

トムはグレタが本物のグレタではないと納得し、彼女の正体を知りたがる。

グレタはトムに謝罪し、トムがまだタンクの中で眠っており夢を見ているのだと告げる。

 

この夢を見させているのは、目の前にいるグレタで、トムは夢から覚めて現実を見たいとグレタを説得する。

トムを傷つけたくないグレタだが、彼の申し入れをきき、現実を見せる......。

 

【何度でもやりなおしましょう】

 

タンクから目覚めるトム。

トムに会えて嬉しいと告げるグレタ。

航路を大きく外れた事を知り驚くトム・・・・・・

 

 

グッド・ハンティング  (17分)

妖怪退治の父をもつ主人公は、父と化け狐を待ち伏せていた。

人間の男が女狐に惚れると、女狐を求める心の叫びに女狐は逆らえず必ず男の元へ現れるからだ。

 

現れた化け狐は人間の女の姿をしていた。

主人公の父は化け狐を闘うが、あと一歩の所で逃がしてしまう。

 

化け狐を二人で追い、化け狐を退治した父に子狐は見なかったか? と問われるが、ねぐらで子狐を見つけた主人公は父には内緒にした。

 

8年の月日は流れ父は死に、たまに食事の面倒を見ていた主人公は、大きくなった女狐にこの町を離れると告げる。

女狐は機関車など時代が機械を使うようになった為、魔法や妖怪の力はどんどん弱まっていくと嘆く。

 

主人公は香港に引っ越し、機械の腕を磨く。

才能があったのか、機械仕掛けの動物なども作れるようになっていた。

 

香港でも再会した女狐は、今では狐の姿に戻る力もなく、狩りが出来ないのを悩んでおり、美貌だけが残り男をたぶらかすだけの生活を嘆いていた。

 

主人公の元へ助けを求めてきた女狐は、パトロンによって首から下は機械の姿に変えられていた。

 

主人公は女狐の願いを聞き入れ、女狐の体を人間形態から狐形態へと変形できるようにして、女狐が長く願っていた狩りが出来るようにする。

 

狐の姿に変形した女狐は、九本の尻尾を風になびかせて、街で悪事を働く男達を狩る。」

 

【プロローグみたいなお話】

 

 

ゴミ捨て場  (10分)

市の職員が立ち退き手続きの為に、ゴミ捨て場に足を踏み入れ、所有者に書類のサインを求める。

 

土地の所有者は椅子に座り、俺の話しを聞いてまだ立ち退きを求めるならサインするよ、と市の役員に告げる。

 

市の職員が、私は暇じゃないんで、あまり長居できないんですよ

と言うのもお構いなしに所有者は話し始める。

 

所有者の話しでは、友人とここで酒を飲んでいた時に、友人が怪物に襲われ飲み込まれた。

所有者は銃をぶっぱなしフォークリフトで怪物に突撃、なんとか大人しくさせたが、友人は怪物に飲み込まれたままだった。

 

怪物はゴミを食べて吸収し、その体はゴミで出来ていた。

だから自分と怪物にとって、この場所は我が家なんだよ。

 

市の職員の体に何かが巻き付き、振り返るとそこには・・・・・・。

 

【長居しすぎたかな】

 

シェイブ・シフター  (16分)

荒野を歩く部隊。戦闘車両の前を歩く男は、周囲を警戒していた。

 

しんがりを歩く歩兵が、無線を通して先頭の男をからかっていたが、軽くあしらう。

緊張を軽くほぐしていたのだろうが、突然の銃撃が先頭の男の足と肩を射抜く。

 

地面に倒れた先頭の男は、前方を睨みつける。

その瞳は黄金色に輝き、この男が常人ではない事を物語っている。

 

男ははるか前方の建物から狙撃手の匂いをかぎつけ、戦闘車両に標的の位置を知らせる。

激しい銃撃が建物に撃ち込まれ、建物が崩れ去る。

あの銃撃の中で生きているものなど皆無だろう。

 

軍の宿舎で、先程の先頭を歩いていた男としんがりを歩いていた男は、食事の席につく。

周りから、オオカミ人間と同じ席で食事するのは許せんと、争いになりそうになるが、口論だけでその場は収まった。

 

しんがりを歩いていたオオカミ人間は、少し先の丘の宿舎に移動となった。

別れを惜しむ二人。

 

その夜、丘の宿舎が襲われ壊滅する。

友人を無くした主人公のオオカミ人間は、匂いをたどり犯人のオオカミ人間が住む町まで軍とやってくる。

 

主人公は犯人の目星をつけるが軍に頼らず、夜中に荒野で闘う。

 

友人の仇をうった主人公は、友人の遺体と共に軍を抜け荒野に姿を消す・・・・・・。

 

【プロローグとして最適、映像が美麗で見ごたえあります】

 

 

救いの手  (10分)

宇宙飛行士のアレックスは、衛星の修理点検作業の為に宇宙服に着替え、船外活動に入る。

人件費削減の為、単独での作業となるがそれ程難しくない為、気楽だと通信機を通じて答える。

 

この時の残り酸素時間は4時間分有った。

 

先が折れて尖った金属製の部品だろうか? ゆっくりと船外作業中のアレックスに向かって来る。

そして、その金属片はアレックスの宇宙服の酸素タンク部分に衝突する。

 

作業は完了していたが、衝撃で衛星から離れ、宇宙船からのワイヤーも切れ、酸素は残り14分ほどしか残っていなかった・・・。

宇宙を漂うアレックス。

 

通信で救助が来ることが分かるが、あと58分後で、とても酸素が持たない。

半ば諦めたアレックスは酸素残り2分になるまで意識を失う。

 

目覚めたアレックスは、ハッ! と何かに気づいたようだ。

 

宇宙服の左腕の部分をテーピングした後、左腕部分を外し宇宙に放り投げる。

その放り投げた衝撃で近くの衛星に取りつこうとするが、上手くつかめなかった・・・

 

白く凍結していく生身の左腕。

 

衛星を通り越し宇宙船の近くに来た時に、アレックスは最後の手段に出る・・・。

 

【救いの手・・・確かに・・・】

 

 

フィッシュ・ナイト  (10分)

セールスマンの2人は砂漠の真ん中で車が故障し、立ち往生する。

車が通るのを待つが夜になっても1台も通らない。

 

中年のセールスマンは若いセールスマンに、

「この辺も昔は海だったんだよ。海底で住んでいた生物の幽霊などは、以前住んでいたこの辺りに出たりするんだろうなぁ~」

とセールスの成績も芳しくないので、現実離れした会話をする。

 

「何言ってんだよ」

と若いセールスマンは日が暮れたこともあって車の後部座席で眠りにはいる。

 

夜中、年配のセールスマンは奇妙な光で目を覚ますと、

車の外を様々な色の光を放ちながら空中を遊泳する魚たちの幽霊を目撃する。

 

すぐさま、後部座席で眠る若いセールスマンを起こし、車の外に2人ともでる。

 

そこは、幻想的な世界で、魚たちは優雅に泳いでいる。

若いセールスマンは魚たちの群れに併せて歩きながら高揚感を感じていた。

 

年配のセールスマンは、たしなめるように若いセールスマンに声をかけるが、若いセールスマンは一向に意に介せず、服を脱ぎ、丘からジャンプすると体が浮遊していた。

 

楽しそうに空中を泳ぐ若いセールスマンに、

「何処に行くんだ、早く戻ってこい」

と声をかけるが、その声が届いていないのか無視されている。

 

年配のセールスマンの側をサメの幽霊がゆっくりと、若いセールスマンに向かって泳いでいく。

 

若いセールスマンは、この世のうっぷんを晴らすかのように楽しんでいるが、真っ赤に光るサメがゆっくりと近づいてくる姿も、年配のセールスマンも目には入らない様だった。

 

【不思議な夜としか言いようがない・・・】

 

ラブ、デス&ロボット 紹介記事

【1話~6話】

【13話~18話】

 

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