ビルメン4点セットの中でも一番難しい免許です。
4点セットとは(電気工事士・ボイラー技士・危険物取扱者・冷凍機械責任者)
もちろん裏道(受かりやすい方法)や奥の道(上位資格への道)が有り、
難しいだけあって、取得するとおいしいです。
冷凍機械責任者 とは?
冷凍機械と聞くと、冷凍倉庫を真っ先に思い浮かべると思います。
ビル設備管理では、それだけではなくて、空調も冷凍機を使用していますので、
かなり重要です。
冬は暖房・夏は冷房とあらゆる施設に欠かせません!
あれ? ボイラーは? と思う方も多いと思いますが、現在は冷凍機にとって変わられている所が多いです。
冷凍機械責任者の業務内容として
- 保守管理業務
- 点検の立会・結果の保管管理業務
- 無資格者の監督業務
などが挙げられます。
冷凍機械責任者の 種類と オススメ攻略法
ビルなどの設備の空調を管理するのですから、夏と冬はピリピリします。
クレーム出やすいですから・・・
。
冷凍機械責任者の 種類と試験内容
下記が冷凍機械責任者の種類ですが、業務では3種以上の製造施設など稀です。
高圧ガス製造保安責任者 (冷凍)の種類 |
管理が可能な製造施設 |
要件 |
第1種冷凍機械 |
1日の冷凍能力が300トン以上の製造施設 | 1日の冷凍能力が100トン以上の製造施設を使用している高圧ガスの製造に関する1年以上の実経験 |
第2種冷凍機械 |
1日の冷凍能力が300トン未満の製造施設 | 1日の冷凍能力が20トン以上の製造施設を使用している高圧ガスの製造に関する1年以上の実務経験 |
第3種冷凍機械 |
1日の冷凍能力が100トン未満の製造施設 | 1日の冷凍能力が3トン以上の製造施設を使用している高圧ガスの製造に関する1年以上の実務経験 |
要件は、実際に責任者として業務に当たる条件です。
試験は例年11月の1回のみで、試験科目は3つです(第3種には「学識」はありません)。
<試験科目>
・法令:1時間
・保安管理技術:1.5時間
・学識:2時間(第一種・第二種のみ)
全て合格しなければ免許をもらえません・・・・・・
足キリも有り合格率も低い為、講習を受けることをオススメします。
3日間21時間の講習受講後に行われる検定試験に合格すれば、
本番の国家試験科目が一部免除され、法令だけの受験となり合格率が、かなり跳ね上がります!!
この検定試験の合格は一生物なので、2万円ちょっとしますが、その価値は有ります!
是非 受講しましょう!!
一番重要なのは 冷凍3種ではなく2種を取得する事
冷凍機械責任者の種類の所で述べましたが、実際の業務では3種で十分です。
では、何故2種の取得を目指すのか?
その答えは
建築物環境衛生管理技術者(通称:ビル管理技術者)が 講習で取得可能(条件有り)
ビル管理技術者とはビルメンにとって3種の神器である。(第3種電気主任・エネルギー管理士)
その内の一つ
(条件は実務経験)だが、2年と短い。
どれくらい優遇されているかというと、第3種電気主任と同じ扱いである‼
ボイラー1級で4年なので役半分。
他にも講習受験資格はイロイロあるが、
ビル管理技術者 について
ビルメンの3種の神器と言われても、どれほどのものか知らない! という方に簡単に説明。
ビル管理技術者とは、ある建築物の管理の事実上の最高責任者
オーナーやテナントに意見を述べる権限と、その意見の尊重義務が法律で定められているのである。
筆者のように底辺ビルメンが目指す最終目標である。
なので冷凍は2種を目指しましょう!
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